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  • 執筆者の写真MAHONO

Message from ディバインセルフ 自動書記 2017.03.05



現状、自分に与えられている状況の中で、あなたはすぐに頭の中で作り出されるストーリーに巻き込まれます。


ストーリーに巻き込まれれば、あなたの意識状態は非常に低下します。


それは、あなたにとって悪循環をもたらします。


なぜならば、意識状態が低下してしまうと、どうしてもネガティブなことに意識が着目するようになりやすいのです。


そういった状況の中では、あなたに与えられているギフトを受け取ることができないからです。




現象はただ起こっているだけです。


その中に様々なものを見出すのは、人の認識の力によるものです。


その、本来は色のない中に色を見出してゆく時、意識状態が低下していると、どうしても物事のネガティブな側面にばかり着目してしまい、あなたの本来持っているやさしさや相手を思い遣る氣持ちが発揮されにくくなってしまいます。


意識状態が低くなっている時、あなたの視点は物事に過剰にフォーカスされたものとなっています。

過剰にフォーカスされているということはどういうことかと申しますと、限られた観点からしか物事が見えていないということです。


物事にズームインしている状態・・・・・・つまりは、没頭してしまっている状態といえるでしょうね。


その様な状態になってしまうと、あなたは物事のとても狭い範囲しか認識しておらず、非常に自分の認識に囚われている状態となっているのですが、そのことに自分では氣づくことがなかなかできません。


ズームインしている状態で物事を捉える時、あなたは自分の状況を悲観的に捉え、その悲観的に見える状況から、あなたを主演とした悲劇のヒロインのストーリーを構築するようになります。


あなたの頭の中では脳内劇場が開演していて、その脳内劇場で構築されるストーリーの虜となり浸り続けるのです。




それは、ストーリーに巻き込まれている状態です。


あなたは、マインドが作り出すストーリーに巻き込まれ、悲劇のヒロインとして現状を嘆き、そしてその感情の中に埋没してゆくのです。


そういうことが、どれだけあなたのエネルギーを奪うかを考えたことがあるでしょうか?




あなたにできることは今、この時に与えられていること、できることに集中して行うことしかありません。


しかし、ストーリーに巻き込まれてしまうと、あなたは過去を生きるようになります。


頭の中に作り出した過去、記憶の中の過去を生きている状態となるのです。


または、まだ起こりもしない未来を危惧し、不安を投影した未来を頭の中で創造し続けるのです。


それが、今あなたが本当に力を注ぐ必要があることに対して力を注ぐことを妨げているのかを見てください。


あなたが今、この時に最大限に力を発揮できるかどうかは、あなたの持つ力をいかに今この瞬間に注いでいるかどうか、ただそれだけです。


無為に・・・・・・無意識に過去や未来に意識を彷徨わせ、もしこうしていたらもっと上手くいったのかもしれない・・・・・・と、考えてもそうはならないことを考え続けることや、まだ何も行っていないことに不安を募らせて、その不安にエネルギーを奪われている状態は、本当に生きていると言えるのでしょうか?


あなたが人生を生きる時、あなたが選択したことはどんなことであっても、それが最高最善の選択なのです。


人間は失敗したくない、恥をかきたくないと思い、それを避けようとしますが、そういう思いが自分自身から力を奪い取っていることを知る必要があるでしょう。


あなたから力を奪っているのは、あなたの考え・・・・・・後悔や罪悪感などに無意識に捉われている状態です。


自分の選択を信じることができないから、失敗した時には自分の選択が悪かったと考え、もし違う選択をしていたらもっと違った結果になったかもしれない・・・・・・という後悔と自責の念に捉われ続けるのです。


後悔や自責の念に捉われている状態は、本来持っているエネルギーを奪ってゆくので、あなたの持つ力は枯渇してゆきます。


そうすると、あなたには今ここに注ぐべきエネルギーが残されない・・・・・・ということになります。


顕在意識的には必死に頑張ろうとしていても、あなたにはエネルギーが残されていないので、頑張ることができないのです。


またその状況を嘆き、後悔し自分を責める・・・・・・悪循環です。




そうした悪循環から抜け出してゆくことが必要です。


あなたはもっともっと拡がりのある視点から物事を眺める、俯瞰することを覚える必要があるのです。


それには、今まであなたがどれ程偏狭な意識に閉じ篭って生きてきたのかに氣づくことが必要なのです。


自分のものの見方が偏っているかもしれない、無意識に狭まっているかもしれない・・・・・・・そのことに氣づくことができる意識で在ることが必要なのです。


人間なので、様々なコンディションによってあなたたちの意識状態が変化することは何も悪いことではありません。


問題となるのは、自分が様々な条件、コンディションによって意識状態が変化しているかもしれないこと、低くなっているかもしれないことに氣づけないことが最もやっかいなことなのです。


自分は完璧ですという人がいたなら、それは大きな間違いです。


人間として肉体を持って生きているということは、あなたたちの意識は様々な条件やコンディションによって変化するのです。


肉体を持たない、意識だけの存在とは違うのです。


そのことをわかっていなければ、自分自身の認識の歪みに氣づけなくなってゆきます。


自分が正しい、相手が間違っているという、相手にばかり非を押し付けて、自分の非を認めようとしない意識では、現象の中に神聖なる存在が与えているギフトに氣づくことはできないでしょう。


誰も自分の正しさを立証しようとする必要はないのです。


何故なら、そういったジャッジをする指標というのは非常に曖昧なもので、本来は誰も悪くないからです。




あなたにとっての正しさは、万人にとっての正しさではありません。


あなたがその正しさの指標で他者を裁いている時、あなた自身が自分を裁いてその考えの枠の中に無意識に自分を閉じ込めようとしているのです。


そういった自分自身の認識により作られた小さな鳥かごから早く出て、もっともっと拡がりのある観点からすべてのことを俯瞰するようにしてゆきましょう。


あなたがストーリーに巻き込まれ、悲劇のヒロインになってしまう時、視野が狭くなっていて全体を見ることができていないのだと知ってください。


ストーリーに巻き込まれないようにするためには、マインドが作り出す深刻さに巻き込まれないようにすることです。


人は物事を見る時、切羽詰ってくると特にマインドの作り出す深刻さに埋没してしまいます。


深刻さに埋没している時というのは、必ず頭の中にストーリーを構築しているのです。


マインドが作り出す深刻なムードから離れて、深刻さに巻き込まれないようにしてください。


そして、起こっていることを客観視して笑い飛ばすこと。


笑い飛ばすまではできなくても、深刻さに巻き込まれないように意識してゆくだけでもかなり感覚が違ってくることでしょう。


深刻さに巻き込まれ、ストーリーを頭の中で作り続けることは、間違いなくあなたのエネルギーを奪っているのです。


そのことに氣づくこと・・・・・・無意識の行動や行為を意識化してゆくことが大切なのです。




2017.03.05

眞穂乃-MAHONO-

ディバインセルフ〔神聖次元の自己〕

自動書記





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